中古車 バン


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結果的にそれは正しかった。だが、そんなことをしたら儲からない。そのためにトヨタがやったことは、いかに安く、複雑なツインカムの大量生産が可能か、という研究である。結果として、今では自社の工場でふつうのシングル・カムのエンジンと同じような速さでさりげなく複雑なツインカムを組み立てて、全部の車のエンジンをツインカム+EFI化してしまった。この生産技術の開発では他社の追従を許さない。では、このツインカム・エンジンは何が優れているか、また、電子制御の燃料噴射(EFI)は何が得なのかを簡単に説明しておこう。どちらも相乗効果で効果的に「力」を出し、しかも経済的なのである。今ではどのエンジンも内部抵抗が少ない省エネルギー設計で、いかに効率よく吸気して排気するかで性能が決まる。これはF1の自然吸気エンジンでも同じである。そのためには、吸気する時の入り口の弁径を大きくすると空気が抵抗なく入るが、大きなもの1個の代わりに小径のものを2個にすると約別%も通り道が広くできる。これがいわゆる1気筒4パルプ式で、排気側も2個にするから合計4個の通路を持つことになる。4気筒なら略バルブ、6気筒なら別バルブ、8気筒なら躯バルブという表示はこのことだ。この上下する弁を高回転でも効率よく動かすためには吸排気で独立した2本のカムシャフトが向いている。これがツイン・カムシャフトでふつうDOHCまたはツインカムと言う。常識では2本のカムシャフトを長いチェーンで回すが、トョタでは1本カムのSOHCから「シザーズ・ギア」でもう1本のカムを回す簡便な方式を実用化した。これが「ハイメカ・ツインカム」である。


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