シーリングについて


通常であれば、シーリングはメーカーのロボットが補填しており、きれいな直線になっています。

しかし、そのメーカーの以外のパーツを交換したなら、その部分の仕上げとなるシーリングの光沢は、手作業のいびつなものになっているのです。

次のポイントは溶接跡です。リヤフェンダーなどの大きな外装パーツの場介、内側と外側のパネルは、スポット的溶接といって、つけてはいけない修復になります。

この溶接作業はメーカーの工場の機械で作業されているので、新車であれば等間隔にくっきりついた、直系6ミリくらいの円形の溶接跡を見ることができます。

たとえば町の板金業者などが溶接を行うと、メーカーの工場の機械と同等な機械を使用できないため、間隔がぱらぱらだったり、電圧の不備による溶接不良で跡が見えなかったりすることになるのです。とくに、ひどいのになると溶接さえしないケースもあるのです。

最後のポイントは、上記の修理跡をほかのパーツと見比べる方法です。たとえば、フロントフェンダーインナーのシーリング跡を点検する場合、反対側の同部分のシーリングの質感や汚れ具合を確認すれば、新車時のものかどうかが判断できるはずです。


これらの修復歴点検の順番とポイントは、チャートにしておきました。次の項では写真を見ながら、事故の波及に沿って、修復歴車の修復跡を見ていきたいと思います。